2021年10月21日木曜日

ブタの腎臓をヒト

2021.10.21 【今日の写真】 今日の写真は、とっくに盛りが過ぎているこの時期にまだ無現役で咲いている「タカサゴユリ」がありました。寒波ともいえるここ三四日ですが開花のタイミングのずれたこんな花がまだ頑張っている姿に感動します。

【身近な話題】 今朝も厳しい冷え込みでした。お隣の奥さんが「早生ミカン」を頂戴しました。ようやく黄色く色づいたおいしそうなみかんです。幼いころ、「松山の秋祭り」(10月7日)頃にまだみどり色下のを食べて酸っぱい味を経験したのをおもいだとしました。 今日の体重67.8(±0g )

話題】10/21(木) 10:02ロイター配信
『ブタの腎臓をヒトへ、拒絶反応抑えて移植 米国で初成功』
米ニューヨーク大学(NYU)ランゴーン・ヘルスの外科医らが、遺伝子操作されたブタの腎臓をヒトに移植することに成功したと発表した。免疫系による拒絶反応を起こさず、ブタからの移植に成功したのは今回が初めてとなる。 ブタの腎臓を初めて、拒絶反応なくヒトへ移植することに成功。移植用の臓器不足を解消するための大きな進歩となるかも。 ニューヨーク大学ランゴーン・ヘルスで行われたこの実験では、ブタの遺伝子を操作し、拒絶反応を引き起こす分子を取り除いて利用した。 研究者によると、この患者は脳死状態で、腎機能障害の兆候があった。患者の家族は、彼女が生命維持装置から外される前に、実験に同意したという。 新しい腎臓は患者の血管につながれ、体外で3日間維持された。 外科医のモンゴメリー博士 「これを人間に移植することの意義は、決して小さくはない」 「実験室での検査も、私たちが行ったすべてのことも、ヒトへの移植時に想定される、ごく正常な状態だった。 つまり、2つのことが言える。早期の激しい拒絶反応の兆候はなく、そして、腎臓は正常に機能した」 博士によると、腎臓の機能低下を示すクレアチニンの値は移植後、正常に戻ったという。


【私の意見】*近代医学の進歩になるのでしょうか? 動物学的な見地からは、想像を絶する出来事でしょう。問題は「拒否反応」でしょう、それがクリアされると、「生体間」移植の技術は、飛躍的に向上されることになるでしょう。でも、まだまだハードルは高いようです。