2010年11月27日土曜日

タイミング悪い「北朝鮮非難決議」。




【今日の写真】 国道33号線沿いのお花畑に植わっている「菊」です、「楓」の周りにきれいに咲いていました。紅葉の落ち葉も脇役に徹しているようです。

 国会では・・・。
 仙谷官房長官と馬淵国土交通相の問責決議が26日夜、参議院で可決された。菅首相は、仙谷長官らを続投させる考えだが、野党は反発を強めている。
民主・渡辺選挙対策委員長は、「この危機的な事態の中で、わたしは国の行政機関の人間が軽々に代わるべきではないと。ですから、職責を全うして続投していただくと。それは当然のことだと思います」と述べた。
民主・渡辺選挙対策委員長は、27日朝、問責の可決が政権に与える影響について、「当然ダメージだ」という認識を示す一方で、「今やるべきことに取り組んでいくことが、わたしたちの責任だ」と述べ、仙谷長官らが辞任する必要はないという考えを強調した。
これに対し野党側は、「問責可決の重みを、しっかり受け止めるべきだ」として、仙谷長官らの辞任を強く求めている。
 審議拒否をめぐって、自民党と公明党の間で、早くも足並みの乱れが表面化している。
自民・中曽根参院議員会長は、「問責決議が可決されましたので、私たちは審議に応じるわけにはいかないと。(すべての審議?)そうです」と述べた。
公明・山口代表は、「すべての案件に対して審議に応じないというのは、個別の大臣に問責を問うた意味が、かえってあいまいになる」と述べた。
 いやはや、院内の駆け引きは壮絶ですね。しかし、国民目線だけは外さないように今こそ一番大切な時期なのですからね。

国会は26日夜、衆参の本会議で、北朝鮮を強く非難する決議を全会一致で採択した。
決議では、「無差別とも呼べる砲撃は言語道断の暴挙で、決して許されない」と批判し、あらゆる軍事的な挑発行為を放棄することを要求している。
 これが、なぜもっとタイムリーにことが運ばないのでしょうかね。